転職活動の要は面接!面接官に好印象を与えるために守るべき4つのマナー

ビジネスマンは第一印象が大事!身だしなみはしっかり整えよう

ビジネスにおいてもプライベートにおいても、第一印象は大切です。初めて会ったときに「だらしない」「清潔感がない」と感じた相手とは、あまり付き合いを続けたいとは思わないはずです。それは面接でも同じで、特に面接官は短い時間で応募者がどういった人物かを判断しなければなりません。面接官に初見で悪い印象を与えてしまった応募者は、面接時間内にそれを覆すのはかなり難しいでしょう。

第一印象を良くするために、まずは身だしなみをしっかり整えることが大事です。面接の場にスーツを着こなしている人物とヨレヨレの格好をしている人物がいれば、どちらに高評価がつくかは自明でしょう。ただし、スーツを着ておけば良いというものでもありません。大切なのはサイズ感と清潔感です。特に日ごろはスーツを着る習慣がなく、転職活動で久しぶりにクローゼットから出してきたという人は、サイズが合っていないことがありますので注意しましょう。小さかったり大きかったりして体にフットしていなければ、だらしなく見えてしまいます。きちんとプレスされているか、裾がほころびていたり汚れていたりしないか、ボタンは取れていないかなどを確認しておくことも大切です。シャツは白を選んでおくと無難です。ネクタイはあまり派手な柄は避けた方が良いでしょう。

清潔感を出すためには、髪型も重要なファクターとなります。ボサボサの髪はだらしなく、清潔感のない印象を与えてしまうものです。必要であれば整髪料も使って、すっきりと整えておきましょう。男性の場合、一般には長髪よりも短髪の方が印象が良くなります。髪の色もあまりに明るい色に染めているのであれば、黒や茶色などのナチュラル範囲に染め直しておく方がおすすめです。

姿勢と態度にも注意!背筋は真っすぐ伸ばして

面接では話す内容も大切ですが、聞く姿勢も大切です。上手く話そうとばかり考えて、聞く姿勢に気が回っていないと思わぬマナー違反を犯すことがありますので注意しましょう。まず、背筋をしっかりと伸ばして深く座ります。そして、まっすぐに面接官の方に目線を向けましょう。面接官が話しているときは相手の目を見つめて聞き、適切なタイミングでうなずくことも大切です。ただじっと聞いているよりも、うなずきなどのサインがあることで「しっかり話を聞いている」とアピールできます。ただし、過度なほどうなずきを繰り返さないように注意しましょう。

面接中は背もたれにもたれないようにしましょう。もたれて話を聞くのは尊大な印象を与えることもあり、面接時の態度としてふさわしくありません。また、そわそわと体を動かしたり、視線を天井や足元に彷徨わせたりすることも避けるべきです。「話をきちんと聞けない人」「落ち着きがなく、仕事を任せられなさそう」といった印象を持たれてしまいます。緊張していると顔が強ばったり、ムッとしているような表情になったりするものですが、これも注意が必要です。できるだけリラックスし、自然な笑顔を浮かべるようにしましょう。

どんな話も伝わらなければ意味がない!明るく聞き取りやすい声を心がけよう

姿勢や表情と並んで大切なのが、声と話し方です。面接になると緊張のあまり小さな声になることがありますが、これは良くありません。自信がないように見え、頼りない人という印象を与えてしまいます。あまりに聞き取りにくい声や話し方では、コミュニケーションがしっかり取れない人という判断をされてしまう可能性もあります。大きめの声で明るく、ハキハキ話すことを心がけましょう。すると、回答にも説得力が生まれます。

また、面接では質問に対して必ず流麗に答えなければいけないというものでもありません。しっかりと考え、自分の言葉で話すことが大切です。転職理由や志望動機など、面接で聞かれやすい質問はある程度決まっています。このような質問に対してあらかじめ回答を用意しておくことは必要ですが、細部まできっちり文章化して丸暗記するのはやめましょう。この質問にはこう答えようといった回答のポイントだけを決めておき、面接の場で言葉を補いながら話すと自然な印象になります。

会社に入ったときから帰宅まで気を抜かないで

面接は、企業に到着した瞬間から始まっています。遅刻をしてしまえば挽回するのはほとんど無理と考え、当日は約束時間の10分前には応募先企業に着くようにしましょう。そのためには、自宅から企業までのルートもきちんと調べ、余裕を持ったスケジュールで動くことが大切です。ただし、到着が早すぎるのも良くありません。早すぎる時間に着いてしまったら、どこかで時間をつぶしましょう。到着したらざっと身だしなみを確認し、コートを着ている場合は脱ぎ、スマートフォンの電源も切っておきます。5分前になったら受付に行って面接を受けに来たことを告げましょう。会社によっては、このときから評価の対象となっていることがあります。ふるまいには気をつけましょう。

面接が終わっても、会社を出るまで気を抜かないことも大切です。面接室を出たとたん、スマートフォンを取り出したり、他の応募者に話しかけたりするのは避けましょう。エレベーターやエントランスまで社員の見送りがあった場合はきちんとお礼を述べ、一礼します。コートを着てきた場合は外に出てから着ましょう。

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