どこで働くとしても決して欠かせないのがマナーです。
学校で習う場面は少ないと思いますが、社会ではビジネスマナーは見についているのが当然と思われるので、出来ていない人は「非常識」という認識を持たれてしまいます。
場面や職業によってマナーの程度は変わってくると思いますが、TPOによって臨機応変に対応するためにも基本的なマナーは頭の中に入れておくことが大切です。
今回はビジネスマナーで最も基本の「挨拶」です。
ポイント1、身だしなみ
挨拶だけでなく相手に良い印象を持ってもらうための基本は゛清潔な身だしなみ“です。
不潔そうな見た目は論外。相手に不信感・不快感を与えてしまうような身なりもNGです。
自分の基準ではなく、一流ホテルのホテルマンのような見た目を目指すのが◎
服装や髪型だけではなく、身につける時計やベルトなどにも気をつかえると良いでしょう。
ポイント2、丁寧な動作
片足に体重をかける、カウンターに肘をかける、壁などに寄りかかったままなど
こういった動作は失礼にあたるため絶対にNGです。
また挨拶以外でもお客様に何かを渡したり、説明などするときに片手のみを
使うのもやめましょう。
お客様は友達ではないのでしっかりと線引きをして、一つ一つの動作を丁寧に、
きれいに行う事を心がけましょう。
ポイント3、ハキハキと話す
相手より先に元気な声と笑顔で挨拶!これが基本です。もごもごも小さな声、
大きいけど間延びするようにダラダラとしゃべるのはやめましょう。
大きな声でひとつひとつを明瞭に口にすることが大切です。
声の出し方だけではなく、しっかりと相手の目を見て、笑顔で挨拶する事もポイントです。
以上の3つは最低限クリアしておくことがとても大切です。
たかが「あいさつ」と思うかもしれませんが、初めて会った時の服装や言葉遣いは
相手に大きな印象を与えます。その瞬間にお客様はあなたとお店の評価を決定します。
ビジネスは相手に好感を持ってもらうことから始まります。
マイナスの印象をプラスに変えるための労力はとても大きく、またビジネスの場においては
マイナスのイメージを持たれた瞬間に、もう回復する手段はないと思っておいたほうが
いいでしょう。
挨拶だけでもしっかりと出来れいれば「非常識」と即断されることはありません。
マナーに自信のない方は、ひとつひとつ簡単なところから身に着けていくことを
意識してビジネスマナーの基本を完璧にしていきましょう。